初めての盛岡じゃじゃ麺

○ 初めてのじゃじゃ麺の味楽しみに

   家族で囲む昼食を待つ

 数日前に盛岡の友達から「じゃじゃ麺」が届いた・・・昔盛岡に居る頃にも「じゃじゃ麺」を食べたことがなかったので、娘に電話で聞いてみた。娘も食べたことが無いというので、娘も呼んでみんなで食べることになったが、作り方も判らないしどうしようかと包装紙を開いたら、中に作り方を書いたパンフレットが入っていたのでホットした・・・

 息子にそれを読んでもらいながら台所に立った。まずは家中で一番大きな鍋にたっぷりと水を満たし火をつけ、冷やし中華の添えのようにキュウリを刻んだ。それから葱を刻み、生しょうがとにんにくを摺りおろした・・・麺は15分程茹でるとあったので、タイマーをセットして麺を鍋に投じたが、息子が待ちきれず一本取り出して食べてみたが、やはり硬くタイマーが鳴るまで待った。

 茹で上がった麺を笊ですくい上げ、ラーメン丼に移したら中々のボリュームであった。早速用意しておいた具とお味噌をテーブルに並べたが、食べ方が判らなかったので、説明書きを読んでもらい、キュウリ、葱、笙がとお味噌をそれぞれのお好み入れ、麺にお味噌が絡むように良くかき混ぜてと、作法に沿って食べ始めた・・・私はにんにくを少し混ぜて食べたが、これが最高に旨かった。食べ終わったらみんなは満腹となってしまい、「ちーたんたん」ズープを一つだけ作ってみた。丼に生卵をいれ、良くかき混ぜてから茹で汁を沸騰させて一気に注ぐとあったので、その通り作った。それからお味噌を入れて3人で飲んだが、体が温まり美味しかった・・・

 今回じゃじゃ麺を食べながら、昔ヒューストンに出張した時の失敗談を思い出した。その時は、私がPMで開発を進めた「SILTAC(多変数予測制御システム」をIBMのACS(Advanced Control System)の開発チームに紹介する目的であった。出来れば世界中のACSユーザーに販路を拡大したいと思ったが、私の英語力では、説得できなかった・・・それは兎も角ヒューストン郊外のホテルに2,3日滞在した時にどうしてもラーメンを食べたくなり、近くの中華料理のレストランに出かけた・・・漢字のメニューを縣命に探したら”味噌と麺”という漢字を見つけ、それをオーダーした。しばらくして出てきたのが”白い麺に黒い味噌”が乗っていたのだ・・・味噌のスープに野菜が盛られた味噌ラーメンを期待していたのに・・・”失敗した!”との思いが強く、その時の味は忘れてしまったが、じゃじゃ麺の食べ方を知っていれば美味しく食べられたのかも知れないと、今、再び思い出している。