「GENERATION GAP,,,鈴木良雄クインテット」

前橋のGFaceカフェで若手Jazz ManとライブをやるからとChinさんからメールが入った。息子の運転でバーボンを一本持って出かけた。若手メンバーはいずれも30代で、親子ほど年の差があるメンバー構成であった。

中村恵介(tp) 山田拓児(as,ss) ハクエイ・キム(p) 鈴木良雄(b)大村亘(ds)

7年前に中村恵介(tp)がChinさんのステージに飛び入りで参加したことがきっかけで、このGENERATION GAPUが結成されたそうである。やはり中村のトランペットは野性味のある響きの中にも柔らかに語りかけて来るものを感じた。山田拓児(as,ss)は、ジャズの名門バークレーで学んだとのことで、しっかりした演奏に思えた。彼の演奏の中にコルトレーンのフレーズが入っていたから、彼はコルトレーンを尊敬しているのではないかと、帰りの車で息子が話していた。

ハクエイ・キム(p)と大村亘(ds)は共にシドニーで活動していたそうで、ハクエイ・キム(p) の作曲した”ニュータウン”は、多くの移民が集まった人種のるつぼを表現しているとのことで、これまでに聴いてきたジャズとはかなり違った雰囲気を感じさせてくれた。

 何んといっても鈴木良雄(b)のベースソロが大好きです。彼が若手を育てるために結成したバンドだとか、エネルギッシュな演奏を聴かせてもらった。7年目で初めてのアルバムに息子がサインをもらう時、『小南さんですね。』と言われて喜んでいた。それから息子が生れた年にリリースされたCDを手に入れてサインをもらったが、鈴木さんも懐かしそうにCDの写真を眺めていた・・・